【夏期講習】夏を制する者は受験を制す

まだ4月。
今日は21日。

が!!

もう「夏期講習のお申し込み」が始まっていますね。

「夏を制する者は受験を制す」
これは事実。

ですので、個別にご相談いただければ、
講習の取り方のご相談も承ります。

ただ、大切なことがひとつ。
今日はそれをお伝えしたいと思います。

夏期講習。
お教室は「ここぞ!!!」とばかり無理無理押し付けてきます。
なにしろ年一回の最大の書き入れ時ですから!!
相手は売上至上主義の営利企業ですよ。

みな高いノルマを課せられて、
親の不安につけ込んだ強引な営業が始まります。
某教室では、生徒一人売上目標100万などとも噂されます。
怖いですね~。

「これは必ずやっておきましょう!」
「〇〇ちゃんはここが苦手だから、これも絶対外せないですね!」
「せっかくここまで頑張ってきたのだから、これもやった方がいいわ」
「あとちょっとなのだから、最後まで気を引き締めて!」
「後で後悔したくないわよね~」
・・・・・。

親の疲れもピークになる時期。
(付き合わされてる子どもの方が疲れてると思うんですけど・・)
願書もたくさん書かなきゃいけない。

そうするとどうなるか。
お教室の売上ノルマと親の少しでも楽したい気持ちが相まって、
子どもは朝から晩まで教室に預けられることになります。

この選択、最悪です。

だいたい、子どもの集中力がそんなに続くわけがない。
そしてそれは、講師の側も同じこと。
毎日毎日超絶授業を詰め込まれ、
子どもも講師もこなすだけで精一杯。
当然準備もおそろかになる。
しかも親は子どもを預けて見ていない。
お互い気が緩む。
親は高い高い授業料を払っているというのに!

でも、これは間違いなく、どこのお教室でも起こり得る
「夏期講習あるある」なのです。

そんなところに飛躍的な成長などあるはずがない。
ただやらせりゃいいってもんじゃない。
だらだらするくせがつくのが関の山。

結論。

もちろん夏を制しなくてはなりませんが、
それは教室という密室に毎日朝から晩まで
閉じ込めておくことでは決してありません。

規則正しく、朝型の生活リズムを整え、
丁寧に、大切に時間を使うことです。

お教室は午前中に1コマか、
せいぜい2コマまでが適当だと考えます。

あれもこれもと欲張らず、
相手のノルマ達成と営業成績の餌食にならず、
賢く選択していただきたいと願います。

 

結局、お受験は親次第。

ご相談も承ります。
お気軽に。

2021年04月21日