2021年度の合否を分けるのは、間違いなく願書、面接(2)

2021年度入試は願書面接が合否を分けるキーファクターとなる、その理由をお伝えする第2回です。

(2)学校説明会の中止
時節柄、今年はほとんどの小学校の学校説明会が中止になりました。
You TubeやZoom、あるいはZoomウェビナー等を使ったWEB開催が中心でしたね。
もし参加できなかった学校があれば、お受験コンサルタントにお問い合わせください。
詳細な最新情報をお渡しできます。

さて、学校説明会の中止は今年、2021年度入試にどのような影響を与えるのでしょうか。

実際の学校の姿、子どもたちの表情やふとした先生方の言葉、目に入る掲示物や聞こえる音。
五感からしか伝わり得ない、学校の中に流れる雰囲気、空気感、におい、感触…。
それは熱量なのかもしれないし、温かみかもしれない。
清潔感、手作り感、伝統あるいは先進性、オープンさ、懐の深さなのかもしれません。

これまで行動観察が合否を分けると言われてきましたが、
ここでも幼児教室による詰込み型トレーニングが行き届き、金太郎飴現象が蔓延しました。
全員が教え込まれた言葉を繰り返し、画一化してしまった。
子どもの真の姿を見ることがむずかしく、合否判定要素としての役割を果たせない状態となったのです。
そこで昨今、願書、面接が極めて重要になったことは再三お伝えしてまいりました。

しかし、今年のように学校に足を運ぶ機会が失われると、五感で感じるはずの部分が皆無となります。
全員がHP、WEB説明会といった間接情報しか持てない。
そうなると、きょうだい関係、卒業生といった、いわゆる関係者が猛然と有利になってしまいます。
間違いなく学校をきちんと理解し、願書、面接で強い訴求力を持つことができるからです。
五感によって得たものは一発逆転の切り札になり得ました。
しかし今年は関係者でなければ通り一遍の公開情報しか取得できず、
一見さんが「その他大勢」から抜け出すことは至難の技です。

しっかりとした学校情報、学校理解、合格する願書、面接が何よりも求められるのが今年度です。
大切な我が子を巻き込んでまで、わざわざ負け戦に行くべきではありません。
十分な準備を持って、合格へのスタートを切りましょう。
お受験コンサルタントがしっかりと指導いたします。

2020年07月17日