合格のために今できること~2021年度入試を振り返って~

合格の決め手は「家庭力」!
家庭力が子どもを輝かせる!

【親のまなび】1年コースでは、
月に2回、ご両親のための情報をお届けし、
子育てに必要な考え方や理論をわかりやすくお伝えしてまいります。
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コロナ禍の2021年度入試を簡単に振り返ってみます。

・ペーパーはやさしめ
外出自粛等の準備不足を考慮したものでしょう。
こういうときに超難問を出したりすると、
「家でずっとペーパーやってろってことか」と
言われかねませんからね。

・行動観察の縮小
相談や共同作業、道具の使い回しは敬遠されました。
歌もだめ、タッチもだめ、もちろんお弁当もだめ。
「相談が苦手で心配」だったご家庭には
神の恵みとなったのかもしれません。

・面接への配慮
マスクやアクリル板、オンライン実施の学校もありました。
親子が両親になったり、両親のどちらかになったりと、
人数制限を行った学校もありました。
やっぱり若干不自由でした。

では、去年までと変わらなかったことは何か。

個人での運動、絵画、制作などの活動。
そして、願書です。

いかに願書を魅力的に仕上げるかは、
非常に大きく合否を左右したと考えています。

新年長さんにとって、
願書はまだ先のことかもしれません。
でも、今のうちにできることがあるならば
やっておいた方がいい。

とてもシンプルなことです。
「子どもの良いところに気づいたら書く」
それだけ。

受験期のお母様方はとかく子どもの短所に目が行きがち。
意識的に良いところを見つけてほめ、そして書く。


おもちゃを譲ってあげられた
小さな自然の変化に気が付いた
個性の芽生えを感じる発想や発言をした
自分なりに夢中になってやり遂げた

どんなことでもいい。
ただ書いておく。
ノートでもスマホでもいい。
同じところにまとめて時系列に書く。

願書を書くとき、是非それをご覧になってください。
繰り返し出て来る言葉こそ、お子さんの「キラリと光る」魅力です。
書き留めたものを客観視することで見えるものがあるはずです。

子どもの魅力を最大限伸ばすのが子育て。
その延長線上に「合格」の2文字が待っているのです。

2020年11月24日