2021年度の合否を分けるのは、間違いなく願書、面接(1)

合否判定のキー要素としての願書面接の比率は年々高まっていますが、
今年はかなりはっきりと、願書面接が合否を分けるキーファクターとなることでしょう。
今回から、その理由をお伝えしてまいります。

(1)入試形態の変化
今年は3密対策が求められるため、一時に大勢の子どもたちを集め、長時間密接にかかわらせることができません。
これまで合格のカギと言われてきたいわゆる行動観察、まさにこれにあたります。
つまり、これまでの行動観察と形を変えなければ実施できない。
少なくともこれまでと同じでは決してなく、過去問などこれまでの経験値が通用しない可能性が大くなります。

まず人数を減らす。
時間を減らす。
密接度を減らす。
考査内容を変える、あるいはやめる。

そういった簡易的行動観察となると、それで合否を見極めるにはどうしても物足りなくなります。

もう7月です。
学校側は入試問題を決めていく時期です。
感染者数が増加傾向にある今、学校側は敢えて危険を冒すでしょうか?
「行動観察をやめる」という、絶対に間違いのない無難な選択肢もあるのです。

では、行動観察を補い得る合否判定要素は何か。
ペーパーでしょうか?
運動ですか?

そう、願書、面接しかあり得ないのです。
幼稚園面接は親を見る。
親を見れば子どもが分かるから。
小学校受験は子どもを見る。
子どもを見れば家庭が分かるから。
今年、小学校受験で子どもが見られないならば、幼稚園受験に倣って親を見る。
それは、願書、面接ということになります。
願書、面接対策は、是非ともしっかりとご準備ください。
今ならまだ、間に合います!

2020年07月17日